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逆流性食道炎・胸やけ・歯が溶ける・咳を引き起こす胃酸の逆流!その対策とは? | ガッテン!

胃酸の逆流という言葉はCMなどでよく耳にしたことがあると思います。
でもその症状は、単なる胸やけだけに留まりません。 逆流性食道炎、喉の炎症、咳の原因になったり、歯が溶けてしまうこともあります。
この胃酸の逆流に対して原因と簡単な対策を紹介します。


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戦後の日本、生活の変化で胃酸の量が増加した!?

戦後、食生活をはじめ生活習慣の大きな変化で日本人の体は大きく変貌しました。身長が伸びて顔の形も変わってきたと言われています。
さらに胃酸の量も増加しているとのこと!?
主な原因は2つ。胃酸の細胞増加とピロリ菌感染者の減少です。

・胃酸の細胞増加
約40年間で胃酸を分泌する細胞が1.35倍に増加しているそうです。
肉食が多くなったことが主要因と考えられています。

・ピロリ菌感染者の減少
ピロリ菌は胃炎を起こし、胃酸の分泌を減らす厄介な病原菌です。
今の日本人はピロリ菌感染者が減ったため、胃酸の分泌量が多い人が増えています。



胃酸の逆流、その症状とは?

こんな症状が起きます。あなたは大丈夫!?

胃酸の逆流が原因で起こる症状

・逆流性食道炎
・胸やけ
・胃もたれ
・胸痛
・せき
・喉の違和感
・歯が溶ける
・中耳炎

その症状、どうやって起きている?

胃自体は胃酸の影響を受けません。特殊な粘膜で覆われているためです。
しかし他の箇所はそうはいきません。 胃から分泌される消化液である胃液には、強力な酸、つまり胃酸が含まれいます。 この胃酸が食道を通して胃の外に出てしまうと、各所が炎症を起こすのです。
広がっていった結果、上述のような症状が起きます。



胃酸の逆流、なりやすい人のタイプとは?

以下のような人です。思い当たる節はありませんか?

胃酸の逆流になりやすいタイプ

ひとつでも当てはまる人は食生活の改善などを心がけてください。
・肥満
・猫背、前傾姿勢
・過剰な飲酒
・食べ過ぎ
・過剰なストレス
・食後に横になる

胃酸の逆流、こんな症状は危険信号

以下の症状に心当たりないですか?胃酸の逆流を疑ってみてください!
・胸やけ
・胃もたれ
・喉や口内酸っぱく感じる、こみ上げてくる
・ゲップが多い



胃酸の逆流、その予防と対策とは?

胃酸の逆流や逆流性食道炎から体を守るためには、どうすればよいのでしょう!?

食生活の改善

・食べ過ぎない、腹八分目を心がけ
・就寝前には食べないこと。少なくとも2~3時間前に食べる。
・食後すぐには横にならない
・過剰な飲酒はやめる
※特に高齢者は食が細くタンパク質が不足気味ですので、バランスの良い食事を十分とることが大事です。

枕で胃酸の逆流対策!これは簡単!

逆流の症状がある場合、枕を高くしてみましょう!
少し枕を高くすることにより、胃酸が逆流しづらくなる効果があります。
また、枕だけを極端に高くすると首が曲がって辛いので、上半身を緩やかに高くしましょう。
3~4回折り畳んだ毛布などを敷いて、その上に枕を置き、腰より上の部分が高くなるようにするのがコツです。 頭がおよそ10度くらい高くなれば丁度よい高さです。


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