喉づまりの原因は落ちベロにあり。その解消法とは? | その原因、Xにあり!@フジテレビ

毎年1月になると、喉に餅を詰まらせる死亡事故が多発してます。
「自分には起こらないから関係ないな...」って考えていましたが、番組見たら心配になりました。
実は、お年寄り以外でも起こりえることなのです。
今回は喉づまりの危険性と、その原因と解消法について紹介します。
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喉づまりの原因は落ちベロにあり
落ちベロって危険なのです。。
喉づまりとは?
本来は食道にいくべきものが気管に入ってしまい、咳き込む状態のことをいいます。
深刻な場合は窒息してしまうこともあり、大変危険なのです。
さらに窒息以外にも、誤嚥性(ごえんせい)肺炎という最悪命を落とす病気を引き起こすこともあります。
この肺炎は誤って気管に入ってしまった食べ物が、肺まで達してそのまま放置され、細菌が繁殖して炎症を起こす病気です。
落ちベロとは?
舌の位置が本来よりも低い位置にあることをいいます。
実はこれ、危険な状態なのです。なぜなら、舌の位置が低いと気管のフタが正常に動作しないのです。
正常だと、飲み込む時には舌は高い位置にあり、連動して気管のフタはしっかりと閉じてられています。
しかし落ちベロ(舌の位置が低い)の場合は、気管のフタは連動せず開いたままとなり、一部の食べ物などが気管に入ってしまうのです。
よって、落ちベロの状態の人は喉づまりになり勝ちなのです。
落ちベロ、簡単セルフチェック!
簡単なので是非やってみましょう!
簡単!「タタタ・・・テスト」
10秒間にタタタ・・・を何回言えるか?
言えた回数で落ちベロの可能性が高いか?がわかります。
数え方
誰かに手伝ってもらいます。
紙と太めのペンを用意して、タタタ・・・発生と同時に紙に点を打ってもらいます。
10秒間実施後にその点を数えればOK。
テスト結果
64回以下 | 80歳以上 |
65~73回 | 60~79歳 |
74~75回 | 40~59歳 |
76回以上 | 20~39歳 |
結果が自分の年齢相応か若ければ良し、年齢以上だと落ちベロの可能性が高い!
例えば、、、30歳の人が70回だったら、60~79歳の平均値の範囲なので落ちベロの可能性が高い...といった具合です。
喉づまり(落ちベロ)の改善方法とは?
レッツ、トレーニング!
落ちベロ改善トレーニング
舌鳴らし と アイウベ体操 の2つあります。舌鳴らし
1. 舌を上あごにつける
2. 舌打ちをするように音を出す
3. 1~2を10回で1セット。朝昼晩で1日3セット実施する
アイウベ体操
1. 縦に大きく口を開けて「あ~」と発生
2. 横に大きく口を広げて「い~」と発生
3. 前に大きく口を尖らせて「う~」と発生
4. 舌を大きく前に出して「ベ~」と発生
5. 1~4を10回で1セット。朝昼晩で1日3セット実施する
落ちベロ改善トレーニングの効果とは?
番組実験と結果は以下の通りです。
番組検証
一般の方6名で実施。
・舌鳴らしとアイウベ体操を朝昼晩で1日3セット、2週間実施。
・それ以外は普段どおりの生活。
その結果、6名とも改善の兆しありだった!
番組検証の6名 | タタタ・・・テスト | 舌圧測定 |
---|---|---|
Aさん(56歳) | 60回→67回 | 42.2→56.5 |
Bさん(79歳) | 70回→67回 | 27.8→32.3 |
Cさん(69歳) | 66回→73回 | 27.0→30.5 |
Dさん(61歳) | 60回→65回 | 37.2→40.0 |
Eさん(54歳) | 61回→73回 | 34.8→37.8 |
Fさん(72歳) | 60回→63回 | 17.2→28.9 |
私も食べたり飲んだりする時に、咳き込むことが多々あります。
特に気にしてなかったのですが、タタタ・・・テストしてみると全く年齢の回数に届きませんでした...
気管に詰まるのは私の落ちベロが原因なんだなと。。
なので早速トレーニング始めました。
顎の筋肉がつりそうになって鍛えられているのが実感できます!
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