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インフル・肺炎・がんに効く!!ネギの成分ヌルで免疫力アップ! | ガッテン!@NHK総合

今回はネギについてのお話です。
ネギの首巻は風邪に効く、とは聞いたことがありますが、 最近の研究により以下のような2つのパワーを持っていることがわかってきました。
①ネギの香りには風邪を寄せ付けないパワーがある!!
②なんとインフルエンザや肺炎やがんの予防効果も期待できる!!
この2つのネギパワーについてご紹介します。


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ネギパワー①:病気を寄せ付けないネギの香り成分は「アリシン」

アリシンの効果について解説します。

アリシンとは何者?

ネギは切ると細胞が壊れ、香り成分「アリシン」が発生します。
このちょっと刺激のある香りには、血管拡張・血流アップの効果があり、 抵抗力も高めてくれるんです。

アリシンを上手に摂取する方法とは?

アリシンの血流アップ効果を高めるには生ネギであることが大事!
実は加熱するとアリシンは生まれないんです。
また、アリシンをたくさん生み出すためには、たくさん刻むことが大事!
薬味を食べる際、噛む回数を増やすだけで効果ありです。

アリシンによる風邪予防:ネギ首巻の作り方

風邪対策として迷信のように言われてきたネギの首巻きですが、その根拠とは「アリシン」による血流促進効果なのです。
風邪予防にオススメの首巻きの作り方は以下の通り。

1. 生の白ネギに切り込みを入れます。
 ※たくさん切れ目を入れることでアリシンが多く出ます!
2. タオルなどでネギを包み、首に巻けば完成です。
 ※汁で肌がかぶれないようにしっかりと包むこと。
 ※香りが強い場合はネギの表面を加熱すること。香りを和らげる調整ができます。



ネギパワー②:インフルエンザ・肺炎・がんの予防効果の成分は「ヌル」

ヌルの効果について解説します。

ヌルとは何者?

予防効果の源は、ネギの青い部分に含まれる「ヌル」と呼ばれる粘液です。
体の免疫力を直接上げてくれるという、すごい効力をもっています。
このヌルを摂取すると、免疫系が活性化し、がん予防まで期待できるというから驚き!
ヌルは青ネギはもちろんのこと、 一見入っていないようにみえる白ネギの青い部分にも含まれています。
実は乾燥しているだけなのです。
つまり、ネギの青い部分を丸ごと食べれば免疫力アップ!
その効果は、加熱しても冷凍しても失われませんので、様々な調理法で楽しんで下さい!

ヌルを美味しく食べる調理方法

実はこのヌル、ほのかに甘くて美味しいんです!
様々なレシピや調理方法が紹介されています。
・青ネギウェルシュレアビット
・青ネギ巻き
・青ネギみそ
・青ネギマヨネーズ

【ガッテン!】ヌルを美味しく食べる!極上青ネギレシピ


「ヌル」の免疫力アップ、その効果とは?

ヌルの力をさらに詳しく解説します。

免疫力について

 免疫力を司るのは主に3つで、IgA抗体/マクロファージ/ナチュラルキラー細胞 だといいます。
 ・IgA抗体は、口内などに入ってくるウィルス撃退の役割
 ・マクロファージは、血液中に侵入したウィルスを撃退する役割
 ・ナチュラルキラー細胞は、がん細胞を攻撃する役割
 どれも欠かせない役割を持っています。

番組実験

 マウスに「ヌル」を与えたところ、、、IgA抗体/マクロファージ/ナチュラルキラー細胞が数倍も活性化した!
 ・IgA抗体:       1.5倍
 ・マクロファージ:    5倍
 ・ナチュラルキラー細胞: 4倍
 「ヌル」効果、凄いです!


ヌルとアリシンについて、改めて思うこと

ヌルって、正直今まで避けてました。切って捨ててましたね...勿体無い!
見た目は使えない、と思い勝ちですよね。
でも調理法もあることだし、TRYしてみようと思います。

一方、アリシンも生ネギを刻んだ香りって、これも正直抵抗ありますよね...
でも具体的に血管拡張・血流アップの効果を知ったら、試してみたくなります。
風邪の症状が出た時は、やってみようと思います。


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