緑茶うがいで口内フローラ改善とは? | ガッテン!/ためしてガッテン@NHK総合

口内の細菌「口内フローラ」は健康にはとても重要です。 善玉菌と悪玉菌のバランスが必要なのですが、その対処法について紹介します。
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口内の善玉菌と悪玉菌って何者なの?体への影響は?
口内にはなんと約1000億個の細菌がいます。
善玉菌と悪玉菌の理想的な比率は、9:1と言われています。
一般健康人の比率だそうです。
善玉菌は、外部からのウイルスを体内に入らないように撃退してくれます。
悪玉菌とは、主に虫歯菌や歯周病菌です。
しかし最近になって、この歯周病菌が口内ではなく体内のあらゆる病気箇所から発見されています。
歯の下の血管を突き破り侵入した歯周病菌が体内に散っているのです。
そして、心筋梗塞、脳梗塞、認知症、肝炎、がん、関節リウマチ などの病原体の細胞より、歯周病菌が発見されています!
ハッキリとした影響度合いは未だわかっていませんが、これらの重病に大きく影響していると思われます。
特に、歯磨きで毎回出血する人は要注意です。
悪玉菌への対策とは?
対策としては、、、予防するしかありません。
歯磨きを怠ると、悪玉菌が増えます。そうなると歯周病の原因となりますよね。
先ほど述べたように、口内から血管に歯周病菌を侵入させてはいけないのですが、
そうなる前に日頃から簡単な予防策を行うだけでいいのです。
ただし、歯磨きだけでは防げません!
日頃からの予防策とは? ほんのひと手間が命を救う!
毎日歯磨き、さらに一手間が必要となります!
歯周病予防策①:直接、歯周病菌を取り除く
歯と歯の間を清潔に!
歯磨き
少なくとも朝、夜は磨きましょう
歯間ブラシ、糸ようじ
歯磨きでは歯間にはどうしても届きません。 歯周病菌はこの歯間に潜んでいるのです! 週1回行うだけでも効果あります!
歯周病予防策②:緑茶パワーで口内フローラを改善
緑茶パワーの効果はすごい!
緑茶うがい
緑茶に含まれるカテキンは、歯周病菌のような悪玉菌の繁殖を抑える効果があります! ちなみに善玉菌の繁殖は抑えずそのままです。 つまり口内フローラを改善する効力が絶大なのです! 口臭や歯みがきによる出血のような悩みをお持ちの人は、 ぜひ緑茶うがいで口内フローラを改善してみてはいかがですか?
緑茶うがいの手順
とても簡単です!
材料
・粉末の緑茶 ※カテキン成分を効率よく使うため、粉末がポイント!
・ぬるま湯 100ml
作り方
・100mlのぬるま湯にティースプーン山盛り一杯の粉末緑茶を加えて溶けるまでかき混ぜる
・シッカリと「お口クチュクチュうがい」をする。3~4回に分けて実施。
※これで終わり。うがいの後は口をゆすがないこと!カテキンを歯周病ポケットに留める為
※夜、歯をみがいた後、寝る前に行うと効果的
効果検証
今回は一般お宅の検証結果です。
番組実験
口臭改善効果あり!
とあるお宅のおじいさんが、この緑茶うがいを歯磨き後の就寝前に実施。
1週間試した後に、かわいいお孫さんへ口臭「ハァ~」で確認したところ
「臭くないよ、おじいちゃん」とのこと!
まぁ、口臭だけではなく血管侵入を防いでくれるんだから、
やるべきですよ、これは。
ちょっとしたひと手間が大きな病気を防ぐのですから。
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