水虫対策!意外な感染ルートと予防策! | ガッテン!@NHK総合

「水虫」といえば、「かゆい」とか「人からうつる、感染する」っていうイメージが強いですよね??
実はそうではなく、かゆいのは稀であり、水虫菌は感染力が弱いのです。
市販の薬はたくさん世に出回っていますが、未だに水虫に悩まされている人も多いのでは!?
では、感染力が弱いのにどうやって感染するのか?
銭湯やサウナなど多くの人が利用する施設でうつるイメージもありますが、今回は意外な感染ルートを紹介します。
あなたの足、もう一度確かめてください。
かゆくなくても水虫の可能性がありますよ!?
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水虫とは?実はこんな性質なのです!
水虫は感染力が弱く、ほとんどの場合はかゆくない!
水虫菌は感染力が弱い!
水虫菌は感染力が弱く、足に付着しただけでは簡単に皮膚の中に入りこめません。
なので銭湯のバスマットを踏む程度では、なかなか感染しないのです。
では、意外な感染ルートとは?
それは一緒に暮らしている家族です。家族に水虫の人がいると、日々水虫菌がいる皮膚のかけらが床にばらまかれ、それを踏み続けることになります。そのうちいつの日か感染してしまうというわけです。
水虫は本来かゆくない!なので気付かない人が多い!
水虫はかゆいもの、そうテレビのCMで学習してきたつもりですが、実はそうではないのです!
水虫→かゆい→気づく→他人にうつす前に治療始める という考え方は間違いなのです。
番組で「私は水虫ではないと言う人」35人を検査したところ、かゆくないために自分の水虫に気づいていなかった人が8人も見つかりました。水虫に詳しい専門医は経験上「水虫でかゆい人は20人から30人に1人」とも言います。
かゆい症状が無いために自分の水虫に気づかず、知らず知らずのうちに家族にうつしてしまう。これが水虫の意外な感染ルートの正体だったのです。
気付きにくい水虫、一体どんな症状なの?
水虫とは、、実は専門医でないと見分けることが難しい病気です。 でも目安になる典型例があります。これらに似た症状を見つけたら、一度皮膚科の受診をお勧めします。
・足の指の間の皮がむけている
・足の裏や側面に水疱(すいほう)ができている
・かかとがカサカサしている (かかとのかさつきの半分は水虫とも言われています)
・爪が白っぽく変色している
水虫の簡単予防法!
感染力が弱い水虫には、殺菌も消毒も不要です!
家庭での簡単水虫予防法!!
掃除機をかける
水虫菌は、人からはがれ落ちた皮膚のかけらの中にいますので、日頃から掃除機をかけて吸い取るようにしましょう。フローリングであれば拭き掃除も有効です。
スリッパを履く
靴下やストッキングを履くだけでは、水虫菌がいる皮膚のかけらが網目を通り抜けてしまい、予防になりません。
スリッパを履けば、皮膚のかけらを直接踏むことも、ばらまくことも防ぐことができます。
洗濯する
バスマットは複数の人が使用し湿っているので、水虫菌がいる可能性が高いです。でも、洗濯すれば水虫菌を落とすことができます。
また水虫菌は洗剤に弱いので、洗濯から感染が広がる心配はないのでご安心を。
足をやさしく洗う
水虫菌は、革靴を履いている湿った条件でも感染するのに24時間以上かかると言われています。
なので、一日一回足を洗うことが有効です。
ただし、硬いものでゴシゴシこすって洗うのはNGです。皮膚を傷つけてしまい、かえって感染しやすくなってしまいます。
せっけんの泡でやさしく足を洗いましょう。
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