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早期発見のために!肝臓がんのウイルス検査は原則無料です! | ガッテン!

肝臓がんは、原則無料で検査が可能で、しかも血液検査だけでOKです。
肝臓がんの原因のほとんどが、肝炎ウイルスです。B型とC型があります。 このウイルスの検査が肝臓がんの検査のことです。
しかし、日本人成人の半分以上がこの検査を受けていないのが現状... 私も受けていません。(無料だとは知らなかった!)
今回はこの肝臓がんに関する重要な情報を紹介します。


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肝臓がんの原因、80%は肝炎ウイルス

日本では年間約3万人が肝臓がんで亡くなってます。 原因はアルコールだと思われがちですが、実はB型またはC型肝炎ウイルスが8割です。
ウイルス感染を放置しておくと 肝炎→肝硬変→肝臓がん へとなる危険性があります。 C型肝炎ウイルスの場合、30年放置すると約25%で肝臓がんになると言われています。
肝炎ウイルスは薬での治療が可能です。 よって検査で早期発見し、肝臓がんを未然に防止することが非常に大事なのです。



肝炎ウイルスはの感染源とは?

B型・C型とも肝炎ウイルスは血液を介して感染します。 なので、通常生活している限りでは感染することはありません。
しかし、以前は予防接種の注射器の使い回し・出産時の母子感染・カミソリの共用などで感染が広がったと考えられています。 現在は対策が行われているため心配ありませんが、注射器の使い回しについては、1988年1月に国から正式に禁止通知を出すまで行われていた可能性があります。 なので30歳以上の日本人、約9000万人は注射器の使い回しによる感染が否定できません。。。
またピアスの道具やカミソリの共用などによる感染の可能性も考えられます。 よって20歳以上の人は生涯1度は検査することが勧められています。



感染時の症状とは?肝炎ウイルス検査とは?

肝炎ウイルス感染時の症状とは?

肝炎ウイルスは感染していても症状が無く、基本的には自分では感染に気づくことができません。 また一般的な健康診断の血液検査で調べるのは肝機能(肝臓の健康状態)で、肝炎ウイルス検査ではないのです。
だからこそ肝炎ウイルス検査を受けることが大切です。

肝炎ウイルス検査

肝炎ウイルス検査の特徴

・肝炎ウイルスはふつうの生活では感染しないので一生に1回受ければOK
・血液検査だけでOK

肝炎ウイルス検査を受けられる施設

・全国の保健所
 原則無料!受診曜日や日時が予め決められていることが多い。
・最寄りの医療所、クリニックなど
 市町村から委託されている診療所、クリニックなどで受けることが可能。
 いつでも受けられることが多いが、費用の負担が必要な場合もあるので各施設にお問い合わせください。
※検査を無料で受けられる条件等はお住まいの地域によって異なりますので、役所等に問い合わせてください。



肝炎ウイルスの治療法

近年、肝炎ウイルスは飲み薬だけで治療が可能となりました。
※治療薬は、効果や副作用を考慮の上、医師の診断により処方されます。

C型肝炎ウイルスの場合

飲み薬を約3か月間服用するだけで、95%以上の確率で、ウイルスを完全除去し完治することができます。
薬代は1錠数万円もするものもありますが、補助金が出るのでます。高額納税者でなければ月1万円の自己負担が上限です。

B型肝炎ウイルスの場合

C型と違って、ウイルスをゼロにすることは難しいのですが、飲み薬で極めて少なくすることは可能です。
費用はC型同様、補助金が出るので高額納税者でなければ月1万円の自己負担が上限です。 0歳児は無料でB型肝炎ウイルスワクチンの定期接種が可能です。1歳になるまでに合計3回の定期摂取となります。


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