血圧サージ=命にかかわる血圧の高波!あなたも危険度チェック!! | NHKスペシャル

サージとは大波、高波という意味。血圧サージとは、普段は見えない現れない高い血圧値が一日のどこかで起きていること。
血圧とは常に変動しているが、急激な変動を起こすと血管に大きなダメージを与えます。
やがて体のあらゆる臓器にもダメージを与え、命にかかわる重大な病気にもつながります。
あなたの危険度チェックをするとともに、予防と対策についても解説します。
スポンサーリンク
血圧サージ危険度チェック
まずは、あなたの血圧サージ危険度チェック!!
こちらへアクセスしてチェックしてみてください。
血圧サージ危険度チェック
いかがでしたか?
私は、残念ながら危険度=高でした(汗)
血圧サージとは? ※ある瞬間を測定する健康診断ではわからない!!
健康診断や医療機関での測定では、一日のある断面の血圧値を測定するものです。
健康な人でも血圧とは終日緩やかに変動しています。
朝一は低めから始まり、その後は活動しやすくするために段々と上昇します。夜は休むために低下します。
しかし、この血圧の変化をコントロールする交感神経が何らかの原因で異常を起こすと、上述のような正常な変動から逸脱します。
例えば、朝から急激に血圧が急上昇したり、夜に下がるはずの血圧が上がったり、、という状態です。
いわゆる血圧サージ状態です。
健康診断ではたまたま正常な瞬間に測定したので正常判定でも、一日を通すと高血圧が起きている可能性があるということです。
交感神経が異常を起こす要因
では、交感神経が異常を起こす原因とは?
以下が想定されます。
・加齢
・肥満
・塩分
・飲酒
・喫煙
・ストレス
血圧サージが重大な病気(脳卒中・心臓病)を引き起こす!?
一度血圧サージの症状が出ただけでは、大きな病気になるわけではありません。
しかし、長い期間血圧サージが繰り返された場合は、脳卒中や心臓病などの重大な病気にかかるリスクが高まります!
これは、ここ数年の日本医学の統計にも表れています。
朝だけ急激な血圧上昇を起こす人は、正常な人の約2.5倍リスク増です。
血圧サージの見極め方とは?
健康診断や医療機関の血圧測定では殆ど見つからない血圧サージですが、自分におきているかどうか、どうすればわかるのでしょうか?
最善策とは、家庭で自分の血圧を測ってみることです。
測定のタイミングは、交感神経が活性化しやすく血圧サージが起きやすい早朝に実施すべきです。
起床してトイレを済ませた後、1時間以内に血圧を2回測り、その平均値を記録します。
最高(収縮期血圧)が135mmHg以上、最低(拡張期血圧)が85mmHg以上の数値が頻繁に出るようであれば、
リスクがあるといえます。
あと5日間起床後に血圧を測り、最も高い値と低い値の差が20mmHg以上ある場合は要注意です。
※もともと高血圧の方は、血圧サージの影響がでやすい傾向にあります。
朝の血圧を測定
・最高135mmHg以上が頻発
・5日間の幅が20mmHg以上
→血圧サージの危険あり
家庭での血圧測定!!毎日測定し自分の状態を把握しましょう!
ご家庭用の血圧測定!1台いかがでしょうか!?
高血圧対策にピッタリ!血圧計・塩分計のお得なセット販売はこちらへ!
血圧サージの対策とは?
血圧計で定期的に測定することが大事
まず自分の血圧がどんな状態にあるか?把握することが大事です。
自宅で毎朝血圧を測定すると、血圧サージがおきているかどうか?だけでなく、どんなときに起こりやすいか?が見えてきます。
自分の状態を把握した上で、有酸素運動や減塩という高血圧改善対策をどう実施するか?を検討します。
定期的な血圧測定こそが、自分自身の意識付けを起こしてくれて、実施した改善が毎日の血圧数値の良化として現れ、どんどん良くなっていくのです。
毎朝の生活習慣は余裕をもって行動しましょう
また専門家によると、血圧サージが起きやすい朝の生活習慣に気をつけることが特に有効とのことです。
寝起き後2時間くらいはゆっくり過ごす、ということが大事。。寝起き後の急な運動は交感神経の興奮を高めるためです。
例えば、、、平日の朝にギリギリまで寝て食事をかきこんで走って駅まで行き満員電車でストレスを感じる...
という生活習慣の場合、交感神経を興奮させる引き金が重なるので血圧サージを引き起こしかねません。
だから、、、少し早起きして食事後にはお茶でリラックスして余裕をもって駅まで歩いていく...という習慣にしましょう!
家庭用タオルで血圧サージ簡単対策!ハンドグリップ法
番組で紹介されたハンドグリップ法とは、既にアメリカやカナダで実証された血圧改善対策の日本バージョンです。
それは、MAX握力の3割程度の力で何かを握ることにより血圧を改善する方法です。
タオルグリップのポイント
1. 一般的なフェイスタオルを横に2回、縦に1回折り畳み、更に丸めると円柱形になる。
2. この太さで握ると、全力の握力の30%程度の力で握ったことになる。
※この状態で一定時間を保つと、脳へ働きかけて血圧サージの予防となることがアメリカ・カナダで実証済!!
3. タオルを握った時、親指を他の指がつかないこと
4. 2分間握る。
※握る際に呼吸を止めないこと。息をとめて力むと血圧が上がってしまう恐れがある為。
5. これを左右2回ずつ合計4回
6. 1日おきに4週間実施してみましょう!
スポンサーリンク